- 営業を辞めたい
- 工場(作業員)について知りたい
- 大卒から工場ってどうなのか
こんにちは、コマキ(@007nkymsn)です。
「営業やめてノルマがない工場で仕事がしたいな」
「でも大卒なのに工場とかどうなんだろう」
と思っている営業マンはいないだろうか。
辛い営業から逃げ出して、もっと気楽に仕事がしたいと考えている人はそこそこいると思う。
かつて僕もそうだったからその気持ちは大いにわかる。

そこで今回は、
大卒営業職から工場に転職して見えてきたメリット・デメリット
について書いてきたい。
ちなみに僕の実体験を基に書いているので、全ての方に共通するわけではないのでご承知おきを。
それではどうぞ!
大卒が工場(作業員)で働くことについて
世間的にみると、大卒が工場で働くことはあまりいい目で見られない。
技術職や総務職なら別だろうが、現場でライン工となるとそれが顕著になる。
工場(現場)で働く=底辺
多くの人がこのように考えがち。
けれどどんな仕事であろうと立派な仕事の一つであり、非難される言われはない。
だから大卒であろうと何であろうと、世間の目を気にしなくていい。
実際に僕は大卒として工場に転職したけれど、周りは大して気にしていないもの。
最初は話題に上がるものの、時間が経つと当たり前になってきてどうでもよくなるんだ。
大卒だからと気にせず安心して飛び込めばいい。

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工場に転職するメリット

メリット①休みが多い
労働環境が整っている工場ほど年間休日がしっかり確保されている。
休みが多いということは、自分や家族との時間が取れやすいということ。
例えば年間休日90日と120日では、
30日(休日差)×8時間(業務時間)
=240時間=10日(実質時間)
これほどの差が生まれるんだ。使える時間がぐんと増える。
この生まれた時間を使って自己投資をしたり、リフレッシュに使ったりすることができるわけだ。
時間は有限。
メリット②ほぼ定時上がり
営業を時代は定時上がりなんて夢物語だった。
それが当たり前にできるのが素晴らしい。
これまで4年間ほど勤めているが、残業があった時は数えるほど。
メリット①でも書いたが、時間が増えればできることも増える。
特に家庭を持っているのであれば、家族との時間を十分にとることができる。
定時上がりは最強。
メリット③仕事が比較的楽
基本的に一度覚えてしまえばそこまで難しくない仕事ばかり。
仕事のやり方が大体決まっていて、
マニュアル化されているから未経験でも余裕でこなせるレベル。
僕の場合ずっと他のことを考えながら仕事をしていても問題なくやれている。
最近はブログのネタ決めや構成等を作業しながら考えているが、
ホントは業務に集中したほうがいい。
当たり前だが機械を動かしているのだから、
・挟み込み
・巻き込まれ
・落下
これらの労働災害に繋がりかねない。
集中するところはしっかり集中しよう。
メリット④一人作業が多い
これは場所にもよるが、自分の担当する機械を動かすことになるので一人作業が多めになる。
もちろんわからないことを聞いたり、
トラブルが発生したときは誰かしらとコミュニケーションをとらないといけない。
とは言えほとんどの時間を一人で過ごせるのは魅力的。
日によってはほぼ誰とも話さないこともあったりするので、
最低限挨拶と質問ができれば、コミュ力に自信がない人でも問題はない。
とは言え人間関係について心配な部分はあると思う。
コチラの記事から工場の内情がわかるので、合わせてみてほしい。

メリット⑤ノルマに追われない
営業と違い、毎月毎月ノルマに追われたり、
達成できなかったら詰められるなんてこともない。
とは言え毎月の生産計画はあるから、毎月の目標に全体で取り組んでいる。
けれど、詰められることがないから精神的にめちゃめちゃ楽。
ノルマに追われ続ける生活は本当に辛い。
常に仕事のことが頭から離れないし、心が休まることがない。
この仕事についてからは、定時終了後外に出た瞬間から仕事のことを一切考えなくなった。
おかげで自分の時間を満喫できるんだ、すばらしい。
工場に転職するデメリット

デメリット①体に負担がかかる
僕の場合はずっと立ち仕事かつ重量物を取り扱っているため、
毎日の体にかかる負担は大きい。
最初のころは仕事が終わって家に帰ると、疲れすぎてすぐにベットダイブするほどだった。
それでも人間とは不思議なもので、慣れてくるとそういうこともなくなってきた。
仕事での動きを最適化することで、
なるべく負担がかからないように心がけるようになったからだ。
とは言え、重量物を取り扱っている関係上、
腰や肩を痛めたりすることもあるので注意が必要。
また場所によっては粉塵が舞っていたり、危険な溶剤を使うところもあるため、
毎日仕事をしているだけで健康を害する可能性があることは覚えておこう。
デメリット②作業服を洗うのが手間
粉塵や工業用の油等で作業服がかなり汚れてしまう場合がある。
こういったモノは普通に洗濯してもなかなか落ちづらく、どうしても残ってしまうんだ。
また、汚い作業着を洗濯機に入れることに嫌悪感を抱く人もいるだろう。
洗濯の方法としては、
・コインランドリーでまとめ洗いをする
・下洗いをして汚れをある程度とってから洗濯機に入れる
・戸建てであれば、汚れもの専用洗濯機として二層式洗濯機を導入する
現実的にはこの辺りになるだろう。
職場によっては、会社内に洗濯機が設けてあったり、
クリーニングに出してくれるところもあるから有効活用しよう。
デメリット③自由がない
当たり前の話ではあるんだけれど、一旦仕事が始まると工場内からは出られない。
営業のように営業車でサボることもできないし、
やることが毎日決まっているので、自分でスケジュール管理ができない。
ある意味拘束されているようなもの。
もっと自由に動きたい人にとっては不向きだろう。
デメリット④やたら会議が多い
これは僕の職場の例ではあるんだけれど、
月末付近にかけての1週間ほぼ毎日何かしらの会議が行われている。
管理職以外は出席しなきゃいけない会議がそこまで多くないが、非常にめんどくさい。
経過報告を読み上げて一部の人しか発言しないという、
全く生産性のかけらもない形だけの会議が横行している。
こんな会議はやめて生産に注力したほうがよっぽどいいと思う。
デメリット⑤給料水準が低め
幹部候補生採用でもない限り、給料水準は大卒であっても高卒と同じ。
そのため給料が低いと感じてしまう。
とは言え今やっている仕事の内容を考えると、まあ妥当なところ。
もちろん給料が高いにこしたことはないが、この辺りはトレードオフだろう。
もっとお金がほしいと思うのであれば、給料水準の高いところに転職するか、
空いた時間を有効活用して副業にするか挑戦するかのどちらかだ。

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まとめ
大卒であっても、大卒でしかなれない職種に必ず付かなければいけないわけではない。
価値観や生き方は人それぞれ。
世間体というマウント合戦にわざわざ戦いを挑む必要はない。
大卒営業マンが工場作業員になったとしても、活躍の場所が移っただけの話。
今回書いてきた内容を見てどう感じるかはアナタ次第。
少しでも悩みが晴れて、希望を持ってもらえることを祈っている。
それではまた!