- これから上司になるけど不安
- 良い上司になるにはどうすればいいんだろう…
- 部下に慕われる方法を知りたい!
サラリーマンとして働く上で、基本的に上司を選べない。嫌~な悪い上司に当たってしまう場合もある。
だからこそ部下はできる限りいい上司を願うもの。
逆に上司は部下に信頼されたい、いい上司だと思ってほしいという想いが強い。ただどう思われているのか不安に感じているんだ。
それじゃあさ、いい上司と悪い上司ってどんな人なの?
それは普段からの言動や行動からわかるで!
そこで今回は、いい上司・悪い上司の特徴をそれぞれまとめたので、部下を持つ方やこれから部下を持つ方に、ぜひとも参考にしてもらいたい。
それではどうぞ!
いい上司の3つの特徴
①叱ることができる
叱るというのはただ感情のままに怒るだけとは違い明確な目的がある。
それは、相手の出来ていない点や改善できる点を指摘すること。
上司は部下の成長を促して、今後に繋げていってほしいという思いがある、だから叱るんだ。
なるほど~
ただ目的はわかったけど、具体的にどうやって叱ればいいの?
それはな、今から言う2つのポイントを押さえればええんやで!
人前で叱らない(特に対象者の後輩の前)
叱られていることを周りから見られることで、恥ずかしい思いをすることを防ぐことができる。
叱られている本人は他の人に聞かれたくないし、知られたくない。
特に叱られているところを後輩に見られてしまうのはいい気分ではないし、プライドが傷ついてしまう。
できることなら別室なり、人のいないところに連れて行く方が無難。
叱ることを絞る
言いたいことがたくさんあるとしても、部下にとって一度にいくつも言われるのは苦痛。
だからこそ、叱ることの目的を忘れずに的確に伝えるべきなんだ。
気を付けたいポイントしては、
- ポイントを絞って叱る
- 過去の失敗を掘り返さない
- 叱る時間はできるだけ短く具体的に
- これからどうすればいいのかを考えさせる
これらに注意しながら、部下を上手に叱ろう。
やりすぎてしまうとパワハラだなんだと言われてしまう可能性もあるから注意。
②部下を守る
部下がミスをしてしまったときに、上司がしっかりフォローする。
これにより部下は安心して仕事に打ち込むことができ、信用度が向上するんだ。
- 失敗しても責任は俺がとる
- 何かあっても俺のせいにしろ
こんな風に言われると信頼したくなるし、惚れる。
かっけえ…
また、部下と日ごろコミュニケーションを積極的にとって、相談しやすい環境を整えておくことが大切。
ミスが起きた時でも最小限に食い止める可能性が高まるので、結果的に部下を守ることにつながるので是非ともやっておくべき。
もしも人間関係を構築するのに不安があるのならば、以下の記事を参考にしてほしい。人間関係を攻略するため知っておきたいことを網羅的にまとめてあるぞ。
③言動と行動が一致している
有言実行する人には自然と周りに人が集まってくるものだ。
自ら発言し、行動して成果に繋げるというのは尊敬されるし、この人に付いていきたいと思われるだろう。
是非とも目指したいところである。
僕の職場にもまさに有言実行の人がいるんだ。ひそかにあこがれて、できるとこからマネて実践している。
マネをするのは最も効率的に成長する方法だ。何か目指したいことがあるのなら、まずはマネてみよう。
悪い上司の3つの特徴

①思い付きで発言・行動する気分屋
部下の仕事は上司の裁量によって、仕事内容や仕事量が変わってくる。
突然アレをやろう、コレをやろうと部下を振り回すような指示をすると、その都度部下は修正をしなくてはならない。
また、次の日になると昨日言っていたことを忘れることがざらにある。
このタイプは自分の言動や、行動に責任を持つことができない傾向にあり、嫌われやすいんだ。
発言して行動に移すことは悪くはないのだが、
- 発言の根拠がない
- 部下に説明できない
- 何も考えず適当に行動する
このような感じだと話にならない。
部下を巻き込むのであれば、これらを明確にしてからにするべき。
②ごめんなさいが言えない
そんな人いるの!?
それがホントにおるんやで…
今までどうやって社会人としてやってきたのか疑問やけどな
このタイプはとてもプライドが高く、自分の考えがすべて正しいと思っている節がある。
こういう人は悪目立ちすることが多いから、自分から近づかなければ何の問題もないのだが、上司になった場合はかなり厄介。
間違いを指摘されても、いろいろ難癖をつけつつ「お前が○○しないから悪いんだ!」と、自分の非を認めず部下に失敗を押し付ける。
さらにミスをしても俺は悪くないと主張してくるからとても厄介だ。まるで会話にならない。
謝れる人になると周りからの信頼度が上がるし、部下も安心して発言できるようになるので、自覚して少しずつ直していくことをオススメする。
③部下の意見を聞かない
部下にとって自分の提案を聞かず、自分の考えを押し付けてくる上司というのは厄介この上ない。
本来であれば、柔軟かつ素直に部下からの意見を受け入れることが上司の役割なんだけれど、プライドが邪魔してそれができない。
さらに、同じ年代の同僚や別部署の人たちとは感じよく話しているのに、なぜか相手が部下になると態度が急変する。
ほんの些細なことでも気に入らなければチクチクチクチク嫌味を言うし、自分の言う通り動かなければ気が済まないようで、いちいち文句をつけてくる。
このタイプの人は権力を振りかざしたい、俺は偉いんだと思っている自己顕示欲の高い人だ。
自分の威厳を保ち、舐められないように振舞おうとしているのだろうが、それが部下からの不信感を生んでいるということに気づいていない。
けれど中途半端で自信がないから自分より立場が弱く、何も言わないだろうと思う人だけを標的にしたり、
嫌われたくないから上にはヘコヘコして周りからに評価をとても気にしている。
こういったクソ上司に関する記事も書いているから、合わせてみてほしい。
的外れな意見であれば、
何が違うか指摘をして改善すればいい。
より良い意見であれば、
尊重してかつ自分の意見を乗せて後押しする。
これで部下への信頼がぐっと深まる。
理想の上司にはアナタもなれる
今回は、良い上司と悪い上司の特徴から見る理想の上司像について書いてきた。
特徴についておさらいするとこんな感じ。
〇良い上司
1.叱ることができる
2.部下を守る
3.言動と行動が一致する
〇悪い上司
1.思い付きで行動・発言する気分屋
2.ごめんなさいが言えない
3.部下の意見を聞かない
現状自分が上司の立場で、今後どうしていけばいいか悩んでいる人は多い。
けれど理想の上司像というのは人ぞれぞれ違うし、決してこういう風にならなきゃならないというものでもないんだ。
今の立場、環境、自身の能力、これらを総合的に判断して最適解を見つけるのがベスト。
この記事が、自分を分析するための一つの指標として使ってもらえると嬉しい。
それではまた!