- プロパンガス営業の年収
- プロパンガス営業の年代別年収
- 仕事量と年収のバランス
こんにちは、コマキ(@007nkymsn)です。
アナタは就職や転職の際に重要視するところは何だろうか。
この記事を見に来てくれているということは、
少なからず年収を重要視している方が多いと思う。
そこで今回は、プロパンガスの営業の年収について書いていきたい。
元プロパンガス営業として約3年務めてきた僕が、リアルな数字を提示しながら解説していく。
それではどうぞ!
結論:そこそこもらえるが仕事量に見合ってない

【体験談】プロパンガスの営業ってどんな感じ?キツイ?ブラック?どんなものか元営業マンが教えます!
でも書いているが、
膨大な仕事量と給料のバランスが取れていないと感じる。
特に最初の数年はそれを実感するだろう。
もちろん会社によって給与ベースは異なるけれど、仕事量に関しては、人数の少ない中小企業レベルであれば似たようなモノだろう。
仕事量が多ければこなしきれずに残業が発生し、
それだけ自分に使える時間と休息に使える時間が短くなる。
次の項目から、僕の実際の給料推移と当時の先輩たちの給料を勤続年数別に見ていく。
1年目から4年目までの年収推移

年収推移テーブルはこんな感じ。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目(推定) | |
年収 | 約290万円 | 約340万円 | 約360万円 | 約400万円 |
月収 | 約21万円 | 約23万円 | 約24万円 | 約26万円 |
ボーナス(年間) | 約35万円 | 約60万円 | 約70万円 | 約80万円 |
※あくまでこの数字は僕の当時勤めていた会社の数字なので、参考程度に見てほしい。
また、月収ついては基本給に諸手当を含めたで数字となっている。
ボーナスと年収は表の通りとなっているが、月収が月によって変動していたので正確にはこの通りではない。
ちょくちょく数字が合っていないところがあると思うけれど、ご容赦願いたい。
1年目
〇年収:約290万円
〇月収:約21万円。
〇ボーナス:約35万円(年間)
1年目はだいぶ低めの水準であることがわかる。
月収に関しては、1年目と考えるとそれなりだとは思う。
ただ初年度で何も会社に貢献していないということで、
夏のボーナスは寸志で5万円。
研修しかしていないので、もらえるだけましだろう。
冬のボーナスは満額で30万円。
一応会社の査定期間に在籍していた形になるので、満額ゲット。
当時はこんな大金をもらったことがないので、通帳を見てニマニマしていた。
懐かしいおもひで。
2年目
〇年収:約340万円
〇月収:約23万円
〇ボーナス:約60万円(年間)
2年目からは土日の日中にもお客様対応をするため、
日直のローテーションメンバーに入ったので、その分給料が上乗せされている。
月に2~3回当番が回ってくるので、
大体1万5千円~2万5千円くらいの手当てとなる。割とおいしい。
代わりに土日のどちらかが潰れてしまうので、お金とのトレードオフになる。
3年目
〇年収:約360万円
〇月収:約24万円
〇ボーナス:約70万円(年間)
3年目は2年目と比べて、収入が大きく変化することはなかった。
しかし、このころから営業成績で月間トップをとることがちょくちょくあって、
支店内での評価自体は伸びている実感があった。
地道なお客様との関係構築がうまく機能しだしたのが要因だろう。
プラスして、修理対応や法定点検時に声掛けという種まきをあちこちでしてきた結果、
徐々に花開き始めて、安定的に数字をとれるようになってきたんだ。
4年目
〇年収:約400万円
〇月収:約26万円
〇ボーナス:約80万円(年間)
4年目の途中に転職したので金額は予想となるのだけれど、ざっくりこのくらい。
繁忙期の3月には休日出勤のオンパレードで月収30万円の月もあったため、
もう少し年収は上がっていた可能性はある。
また、昇格もしたこともあいまって、定期昇給分と合わせてぐんと月収が上がったんだ。
ただそれと引き換えに、体に蕁麻疹という形で異常が発生。さすがに3週間連続出勤は狂気の沙汰。
さらに当時の課長からの度重なる激詰め(パワハラ)によって、
心も削られて逃げるように転職することになった。

辞表を提出した日の心の晴れ具合を、今でも鮮明に覚えている。
勤続年数別参考年収

例①勤続7年目の先輩の年収
勤続7年目の年収は約450万円。
大卒から7年目なので30歳になる年でこの金額。
僕の住んでいる地域であれば、平均よりも高めの水準だ。
金額については直接教えてもらったので間違いはない。
ボーナスが大体年間で約3か月分だったことを考えると、
毎月の総支給は約30万円。
ボーナスが年間約90万円。
場所によるが、暮らすに困らないレベルであることがわかる。
例②勤続13年目の先輩の年収
勤続13年目の年収は約520万円
大卒から13年目なので35歳になる年でこの金額。
この年収の根拠は、先輩が話してくれた「月収だと年齢給ぐらいはもらっている」
という発言からによるもの。
年齢給ということはつまり、月収は35万円。
この先輩は当時同じ部署の営業として働いていたんだけれど、
僕の営業成績よりも悪かったのにも関わらず、そこそこいい給料をもらっていたんだ。
その時は全然気にしてはいなかったんだが、
年功序列の傾向が強く出ていたんだなと感じている。今思うとホント悔しい。
例③勤続20年目の上司の年収
勤続20年目の年収は約600万円
大卒から20年目なので43歳になる年でこの金額。
例②で書いた年齢給の基準を基に計算した結果、以上の年収となった。
大人の事情により詳しく書くことはできないが、前職の給料テーブル的に、
管理職に上がらなければこの辺りの金額で頭打ちになるんだ。
だとしても月収約40万円の年間ボーナス約120万円と考えると、
田舎に暮らしている者にとってはそこそこ高給取りの部類に入るだろう。
その上司は生活に困っている様子はなかったし、車とバイクを所有し、
その他趣味にもお金をかけているレベルだった。
まとめ

ここまでプロパンガス営業の年収が高いのか安いのかを年代別に見てきた。
田舎であれば、そこそこ高い水準を誇っているのではないかと思う。
ただ繰り返しにはなるんだけれど、仕事量に見合ってはいないと感じる。
仕事はまあまあキツイし、業界的に休みも少ない。
この辺りを許容できるのであれば、プロパンガス営業に挑戦してみる価値があるだろう。
自分を成長させるにはもってこいの業界かもしれない。
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この記事がこれからプロパンガス業界に入ろうとしている人や、
少しでも興味がある方への参考になると嬉しい。
それではまた!